モバイルスイカ

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 モバイルスイカ

投稿日:2006年03月18日 11:16

 JR東日本は、携帯電話を改札機にかざすだけで電車に乗れる「モバイルスイカ」のサービスを始めました。決済機能付き携帯電話「おサイフケータイ」で、乗車券や定期券の購入、自動販売機や飲食店の支払いができます。

 モバイルスイカは、すでに利用されている前払い方式の非接触ICカード「スイカ」と違い、オンライン上でお金を入金できます。サービスを利用するには、JR東日本が発行するクレジットカード「ビューカード」に会員登録する必要があります。対応する携帯は当面、NTTドコモ9機種、KDDI(au)3機種の計12機種です。利用者は、携帯からJR東日本のウェブサイトに接続して専用ソフトをダウンロードし、名前などを登録します。チャージする金額を携帯で通知するだけで、利用した代金はクレジット決済の形で後日、口座から引き落とされます。

 当初、スイカが利用できる首都圏、東京モノレール、東京臨海高速鉄道(りんかい線)の各駅、JR西日本のICカード「イコカ」対応の駅などで利用できます。会費は当面無料で、2007年3月末までに100万人の利用者を目指しています。JR東日本では「乗客の利便性が向上し、ビューカードの会員(2005年12月末で340万人)が増えれば」(広報部)と期待しています。

 2006年は携帯電話の番号を変えずに電話会社を変えられる番号ポータビリティー制度が11月までに導入されます。通話料金など基本的なサービスは各社横並びのため、おサイフケータイにどれだけサービスを付加できるかが勝負のカギになりそうです。



https://www.lifestyle.co.jp/2006/03/post_80.html
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