「メタボリックシンドローム」その3

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 「メタボリックシンドローム」その3

投稿日:2007年05月10日 16:04

◇鍵を握るアディポネクチン?

 内臓脂肪がたまり内臓脂肪型肥満になることをきっかけに起こるメタボリックシンドロームは、脂肪細胞の大きな関わりが最近になってわかってきました。

 それまで、脂肪細胞の役割はエネルギーを貯蔵することと考えられていましたが、実際にはメタボリックシンドロームに関わるいろいろな物質を分泌することがわかってきたのです。その中の1つに、日本で発見された「アディポネクチン」という物質があります。

 肥満の中でも内臓脂肪がたまる内臓脂肪型肥満では、糖尿病・高血圧・高脂血症といった生活習慣病を引き起こしやすいことから、「内臓脂肪細胞が重要な役割を果たしているのではないか」と着目した大阪大学の研究グループによってアディポネクチンは発見されました。

 アディポネクチンには血糖値の上昇や動脈硬化を抑制する作用などがあることがわかり、世界的に注目されています。アディポネクチンは脂肪細胞から分泌されるのですが、内臓脂肪がたまるとその分泌量は減ってしまいます。そのため内臓脂肪型肥満ではアディポネクチンの分泌量が減り、血糖値の上昇、血圧の上昇、脂質異常、動脈硬化が起こりやすくなります。


◇メタボリックシンドロームが強く疑われる人は?

 日本人で内臓脂肪型肥満が疑われる人は、30歳代以上の男性では約3割になります。女性では30歳代では1割、年齢とともに割合は高くなり、60歳代では約2割になります。

 その中でメタボリックシンドロームが強く疑われる人及び予備群と考えられる人は、

男性では30歳代で約2割、40歳以上で4?5割程度
女性では30歳代で約3%、40歳以上で1?3割程度

となり、男女共に40歳以上でその割合が高くなってきます。

 また、40?74歳の男性の2人に1人、女性の5人に1人が、メタボリックシンドロームあるいは予備群と考えられます。

 この結果、40?74歳においてメタボリックシンドロームが疑われる人は約940万人、予備群者数は約1020万人、併せて約1960万人と推計されています。



http://www.lifestyle.co.jp/2007/05/post_199.html
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