爪分析 その5

ライフスタイル総合研究所



 爪分析 その5

投稿日:2007年10月25日 16:05

○マグネシウム濃度が低いと

マグネシウムの標準的な許容範囲値は、83.000?170.000mg/kgです。

マグネシウムは、ナトリウムやカリウムと言った電解質と酵素を活性化させる機能の両方を持つ、人間には必要な必須ミネラルです。体内ではマグネシウム全体の1%は血液中に、60%は骨に蓄えられ、残りは、筋肉組織と細胞に分配されています。
マグネシウムを体内に吸収し、体外に排泄する働きは、腎臓と副甲状腺で造られるホルモンによって調整されます。

・原因は
便中に脂肪が多い脂肪便、手術によって腸管を切除した場合、尿の出る量が多くなる腎臓の疾患、副甲状腺機能亢進症、糖尿病の場合にはマグネシウム濃度が低くなることが報告されています。
マグネシウムの吸収がうまく行われない場合には、腸でビタミン・ミネラルなど食物栄養素が十分に吸収されていないことが疑われ、この場合の多くは胃酸の分泌量が少ないと考えられます。

・兆候として
筋肉のけいれん・手足の震えなどの神経系障害、不整脈・頻脈などの循環器系障害、胃腸障害、膵炎、吐き気、嘔吐などで、これはビタミンB6の欠乏状態と同じ症状です。

・食材からのマグネシウム
全ての植物食物、魚、及び、貝類

・考慮するところ
低マグネシウムの状態では、しばしばアルコール中毒の徴候、肝硬変、糖尿病、動脈硬化症が見られます。日常から十分なマグネシウムの摂取を強くお勧めします。
十分なマグネシウムの摂取は、血圧を減少させ、血液循環の問題、頭痛、不眠症、過度の発汗を防ぎます。
              栄養医学研究所 NMA検査報告書より



https://www.lifestyle.co.jp/2007/10/post_232.html
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