酵素栄養学

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 酵素栄養学

投稿日:2011年03月11日 09:00

 酵素栄養学とは、酵素を生命の維持に不可欠な栄養素のひとつとして考え
た主張で、エドワード・ハウエル博士が1946年に専門書を、1980年と1985年
に一般向けの著書を出版して知られるようになりました。

 エドワード・ハウエルは「潜在酵素」、「食物酵素」という言葉でこの理
論を説明しました。「潜在酵素」とは、体内で消化のほか、様々な生体の活
動に用いられる酵素を総合的にとらえた概念です。この潜在酵素は、生物の
一生で使われる総量には上限があり、これが消耗され過ぎると病気の原因と
なり、寿命は縮むと考えられています。

 一方で食品に含まれる酵素を「食物酵素」と呼び、食物酵素の多い食事を
すると、食物酵素が食品の消化を助け、人体自身の消化酵素の分泌が少なく
てすむために、潜在酵素の消費を抑えることが出来ると考えられています。
さらに、酵素には「生命エネルギー」が含まれているとし、酵素の多い食物
を取ることは病気を予防し寿命を延ばすエネルギーの補充の効果があると言
われています。

 自然の状態の食品には元となった生物由来の酵素が含まれています。多く
の動物は複数の胃を持っていますが、反芻胃などで食物や微生物の酵素を利
用して事前消化を行い、最後の胃で自身が作り出した酵素を利用します。ハ
ウエルは人間でも胃の始めの方の部分はこうした役割を持っていると主張し
ました。

 しかし、酵素の多くは加熱によって失活します。こうして酵素の活性を失
った食品を食べた場合、始めの胃で食物酵素による事前消化が行われず身体
で作り出した酵素を使用することになり、消化酵素を作り出している膵臓な
どにより負担をかけることになります。これが病気の原因となりますので食
物の多くを生で食べることを勧めています。

 さらに、今の時代は食品の調理や加工によって酵素が活性を失った食品も
多いので、酵素のサプリメントを摂取することも推奨しています。また酵素
を多く含んでいる発酵食品の味噌は麹菌が作るアミラーゼやリパーゼを始め
とした各種の酵素が蓄積されています。

 酵素を摂り込むために、食品は生で食べることを勧めていますが、穀物や
豆などの種子は例外で、酵素の働きを抑制する「酵素抑制物質」を含み、そ
のまま食べると害になります。そこで、種子は発芽させて「スプラウト」の
状態にします。発芽する過程で、酵素抑制物質は消滅し、しかも酵素活性が
高まり、優れた酵素食材となります。

◆第八回「鶴見酵素栄養学協会」講演会

 現代医療から本物の医療を始めた医師たちの声
 酵素栄養学他を用いた治療法で成果をあげている先生方の講演会です。

 「腸管造血VS骨髄造血」
        セントマーガレット病院 総合医療科 部長 酒向猛 氏
 「私の役割 女性医師として、腎臓内科医として気づいたこと」
                  葉子クリニック 院長 内山葉子氏
 「水素と酵素が生命を救う」ブルークリニック青山 院長 内藤眞禮生氏
 「微小循環と病気」         鶴見クリニック院長 鶴見隆史氏

 日 時:2011年4月3日(日曜日)13:00から18:30(開場12:00)
 会 場:科学技術館 サイエンスホール(要予約)
 参加費:3,000円
 主 催:NPO法人鶴見酵素栄養学協会
 申込先:ライフスタイル総合研究所 依田
 電 話:03-3449-1021 E-mail:lsrd@nifty.com

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http://www.lifestyle.jp/turumikoso.htm



https://www.lifestyle.co.jp/2011/03/post_580.html
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