第二十七回「八ヶ岳薪能」1

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 第二十七回「八ヶ岳薪能」1

投稿日:2017年05月27日 09:00

■能 巻絹 まきぎぬ 辰巳満次郎

巻絹とは軸に巻き付けた絹の反物。これを千本、紀伊の国の熊野三社権現に奉納せよとの勅命。都からの使いが到着しない。彼は本宮に着く前に、音無の天神に参詣し、梅の香りに引かれて心中に一首の和歌を神に捧げていたのだ。遅延の罪で捕縛された男。

「その縄解けとこそ」と天神の憑依した巫女が現れる。都の男に上の句を言わせ、その下の句をつけて疑いを解くと、和歌の徳を讃えて舞い、祝詞をあげて神楽を舞い、激しい神がかりの物狂いの態を見せ、やがて本性に戻って終わる。中世の匂いのもっとも色濃い能が、今年は選ばれた。

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