健康と医療「薬害の症例」3

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 健康と医療「薬害の症例」3

投稿日:2013年12月26日 16:00

■血圧は薬で下げない方が体に良い

一方、降圧剤を使った場合は悲惨である。上の血圧は下がるが、下は同じ
か、上がっていく。このことによる欠点は血流の大変な悪化にある。そのた
め、前述のアルツハイマーを始めとして、あらゆるところに良くない現象を
起こす。特に血流の必要な臓器から真っ先に、悪影響が起きてやられやすい。

まず、腎臓、眼の細動脈、静脈、子宮、卵巣、下肢の静脈、脳血管などで
ある。長い期間降圧剤を服用し続けると、真っ先にこのような臓器から支障
が起こる。腎不全傾向になったり、腎炎になったり、白内障、緑内障、網膜
剥離になりやすくなったり、子宮筋腫や生理不順、生理痛、卵巣の問題が起
こったり、脳血管疾患になったり、さらに、下肢静脈瘤になりやすくなる。
また、同様に内痔核や痔ろうになりやすくもなる。このような疾患は最初の
段階であり、さらに進んでいろいろな疾患に結びつきやすくなっていく。

それ故、私は高血圧の人に少し位時間がかかっても、血圧降下剤を軽々と
服用させずに本質的原因を改善すべく、ファスティング→酵素食養生をやる
べきと思う。これをしっかりやった暁には、上の血圧(収縮期圧)も、下の
血圧(拡張期圧)も同時に改善し、かつ、全身症状も確実に治っていくので
ある。

■降圧剤でなぜ拡張期血圧は上がるのか?

降圧剤はその作用が強ければ強いほど、上は下がるが、下は軽く上がった
り、かなり上がったりする傾向が強いのは何故だろう?収縮期圧はしっかり
下がっても、拡張期圧は決して下がることはなく、むしろ、軽度に上がって
いく。場合によってはすごく上がるために驚くことさえある。この現象から、
降圧剤は決して降圧をしていないことを物語っている。

上も下も下げなければ、本当の意味では降圧剤とは決していえないからで
ある。では、どうして上は下がり、下は上がるのか?カルシウム拮抗剤のよ
うに、上がストンと下がる降圧剤は細胞外液のカルシウムを細胞内に異常流
入したことが、細胞れん縮→高血圧の原因として、細胞内に多くあってはい
けないカルシウムを細胞外へ排出させる薬である。

カルシウムは細胞外液に多いのが普通で、細胞外対細胞内のバランスは
10000:1も違う。ところが、何らかの理由で細胞内にカルシウムが入って
しまうと、細胞は著しくれん縮し、血圧は上がる。この薬を服用すると、確
かに細胞外にカルシウムは戻り、正常な形になるから、一見、良さそうだが、
ことはそんなに簡単なものではない。

そもそも、高血圧の人の動脈壁の細胞は極めて動脈硬化(粥状硬化)をし
ていて、ガチガチに固くなっていたりして質が悪いし、細胞自体、脂肪細胞
がとても多く、プラークやコレステロールも多い粗悪品なのである。そんな
細胞の動脈壁のカルシウムだけ正常化させたところで、本質的には少しの修
復にもならない。

カルシウムを細胞外という通常存在する場所へ戻すことは、収縮していた
動脈壁を弛ませるため、収縮期圧(上の血圧)は確かに下がる。ところが、
それはあくまで表面的なことである。本質は少しも改善していない。ガチガ
チに固まった血管の内層は相変わらずガチガチなのである。

むしろ、自然に逆らってカルシウム拮抗剤などを使ってしまうため、収縮
を人工的に行うためによけい無理がくる。そこで、拡張のできにくい状態と
なり、拡張気圧は上がってしまう。そして、血液はますます流れにくくなる。
降圧剤を多く服用すると急性的には脳出血、慢性的にはアルツハイマー症が
起きやすくなるのはそのためである。このことはカルシウム拮抗剤のみなら
ず、全ての降圧剤にいえることである。

要は、根本の動脈硬化という大原因を少しも良くしないで、目先の血圧に
のみ注目して、血圧(上のみ)だけ下げるという、目先き治療の典型が血圧
降下剤なのである。その結果、動脈硬化はさらに顕在化して浮き出し、かえ
って悪い結果になっていくのである。


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