ストップ・ザ・地球温暖化

ライフスタイル総合研究所



 ストップ・ザ・地球温暖化

投稿日:2003年01月23日 10:35

 皆様にとって2002年はどんな年だったでしょうか。毎年、初詣に行くたびに気持ちを新たにして、昨年一年間無事に過ごせた感謝と今年は良い年になりますようにとの願いを込めてお祈りしていますが、皆様はいかがでしょうか。

 さて、今年はどんな年になっていくのでしょうか。国際的にはイラクの大量破壊兵器開発疑惑に絡んで戦争が起きそうな気配が有りますし、北朝鮮の核開発や拉致事件の解決には時間がかかりそうです。また、経済では不景気の出口がまだまだ見えない状況の中、歳入不足から増税へと弱いところへしわ寄せがやってきそうです。議員や公務員の報酬削減努力を先に行ってから庶民に協力を求めてほしいものです。

 また、地球環境では昨年は記録的な猛暑や、ヨーロッパでの洪水、溶け続ける南極・北極の氷、シベリヤの大火災やグアムでの記録的な台風の被害など地球温暖化の影響ではないかと思えるような異常現象が世界のあちこちで起きました。

 気候変動を通して、今世紀最大の環境破壊を引き起こしかねない地球の温暖化は、ここにきて加速すらしているように見えます。「ストップ・ザ・温暖化」を進める舞台として期待された南アフリカ・ヨハネスブルグの持続可能な開発に関する世界首脳会議も、終わってみれば、南北対立や先進国間の複雑な利害関係を浮き彫りにしただけのようでした。温暖化の危機は10年前より一段と強まっているにもかかわらず、ブラジル・リオデジャネイロの地球サミットで見られた熱気も危機感も薄く、ほとんどみるべき成果をあげることなく幕を閉じました。

 期待されたヨハネスブルグのサミットが、たいした成果をあげられず閉幕した原因のかなりの責任はブッシュ政権下のアメリカにあるといえます。二酸化炭素の排出量では世界の四分の一をしめる最大の排出国が「環境よりも自国の経済発展が大切だ」として京都議定書を離脱し、サミットにも欠席したブッシュ大統領の消極的な姿勢に、世界の各国が失望しました。京都議定書を離脱したアメリカは、日本・EUの削減努力を上回る二酸化炭素の排出を続けていくでしょうし、発展途上国の排出増加を加えれば、京都議定書の効果を相殺するどころか悪化させてしまいます。資源搾取と物的繁栄を目指したアメリカ型文明から離脱を考える必要に迫られています。

 海面上昇や頻度をます嵐の発生で国家の存続が危機的状況に陥っているツバルは、国連にアメリカ合衆国を提訴しています。温暖化による異常気象は、はじめゆっくり進みますが、ある段階で突然牙をむいて襲いかかってきます。その時にあわてても手遅れです。

 自国の利益最優先主義から、世界が一つになって協調していける方法を探っていく年になるように願っています。



http://www.lifestyle.co.jp/2003/01/post_124.html
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