悪徳リフォーム

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 悪徳リフォーム

投稿日:2005年09月15日 14:21

 ここ数ヶ月悪徳リフォーム業者による被害が新聞やテレビなどのマスメディアをにぎわしました。被害に遭われた方のほとんどが、高齢の認知症者やひとり暮らしの老人など弱者の方でした。ニュースで報道されたのはほんの氷山の一角で、被害に遭われたと思える方は多数いることが推測できます。

 国民生活センターの報告によりますと、住宅のリフォーム工事に関する苦情件数の8割近くが、家庭への訪問販売で勧誘される工事だそうです。執拗な勧誘や虚偽の説明、ずさんな工事とトラブルやクレームの対応の悪さや、工事金額が高額過ぎるなど、訪問販売によるリフォームでは悪徳商法ともいえるものが多いという結果を反映しているようです。

 市役所のほうからやってきましたとか、消防署の依頼できましたとか、又は大手電力会社やガス会社から委託されたように装ってことば巧みに顧客と接触するケースもあるようです。また、無料点検と称してやってきた業者に対応しているうちに、気がつくと高額な契約をさせられてしまったという話もあります。一度でも訪問によるリフォームをしてしまうと、次から次へと工事を勧められてしまう「次々販売」の被害も受けかねません。

 悪徳リフォームの被害に遭わないようにするにはどうしたら良いのでしょうか。一つには、頼まないのに向こうからやってくる訪問セールスによるリフォームにはできるだけ頼らないことです。2つめは無料点検などの甘いことばに誘われないこと。3つめは、本当に必要な工事なのか検討することです。4つめとして、工事を契約、依頼する場合には詳しい見積書(一式いくらではなく)や工程表の提出を業者に求めます。5つめは、契約通り工事が行われたかどうかをきちんと確認する必要があります。6つめとして代金の支払いは5の確認後にします。7つめは、自分もリフォームに関して積極的に勉強し、業者任せにしない。といった心構えが大切です。

 リフォームが本当に必要なのかどうかよく考え、業者を自分から探すなどの情報収集や、何社かの業者に見積を出してもらい、比較検討するなどしてから依頼するようにしましょう。



https://www.lifestyle.co.jp/2005/09/post_6.html
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