壁紙の張替え

ライフスタイル総合研究所



 壁紙の張替え

投稿日:2006年02月15日 14:11

  部屋の模様替えは、家具の配置換えやカーテンの交換以外に内壁の塗り替えがあります。壁紙のはがれや汚れ、部分的な損傷など、塗装ではどうもという人には思い切って張り替える方法があります。

  DIYなどの日曜大工用に売られている壁紙は、スポンジなどで水を塗るとのりが出てくるものと、粘着材がついていて裏紙をはがすもの、メーカーがあらかじめ生のりを塗って、直前にシートをはがすタイプの3種類があります。生のりタイプは乾くまで張り直すことができるので皺になったときの修正がききやすく、失敗が少ないようです。のりがついていない商品は別売りののりを刷毛やローラーを使って自分で塗る必要があります。

 キッチンやトイレなど小さい部屋やパイプや突起物など、でこぼこのある部屋は、カッターで切り取る作業が増えて技術を要するため、初心者は居間などの広くて平らな壁から挑戦した方が無難です。

  いずれの場合も、いったん張ってある壁紙をはがすことからはじめます。一般的な家庭用塩化ビニール壁紙でしたら、床から120cm?130cmのところにカッターで大きさ30cmくらいのバツ印を入れるとはがしやすくなります。裏側にカビなどが生えていたときには、カビ取り材や防かび剤を使っての処理が必要です。

  はがしにくいときは、スプレーで水をまいたり、お好み焼きのへらのようなスクレーパーを使って裏紙についた接着剤まで丁寧に剥がします。コンクリートや合板、ペンキの壁に直接張る場合には、それぞれの素材にあった下地処理が必要になります。道具はカッター、ハケ、カッターガイド、ローラー、スポンジなどです。壁紙を裁断するときは実際に張る長さより5、6?長く切り、空気やシワができないようにできるだけピタッと張り付け、カッターガイドを使いながらはみ出る部分を切り取ります。最後に、表面や木枠についた生のりは水を含んだスポンジで綺麗にふき取ります。

 素材はできればビニール系ではなく、環境に優しいオーガニック系の和紙や壁紙、ケナフや珪藻土を使用した天然素材系を選ぶようにすると良いでしょう。



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