住まいの講座「マイホームメンテナンス講座」

ライフスタイル総合研究所



 住まいの講座「マイホームメンテナンス講座」

投稿日:2013年04月25日 09:00

 脱デフレを目指す安倍政権は「中古住宅再生」に大きな追い風になると思
います。旧政権下でも「日本再生戦略」の一環として中古住宅市場を倍の20
兆円規模にする政策が揚げられましたが、新政権は一層これを促すでしょう。
昨年暮れに就任会見をした太田国交相は「中古住宅のリフォーム」に意欲を
見せました。

 又、鶴保副大臣は国土交通政務官時代にやり残した「中古住宅市場の活性
化」を挙げました。在任中に住宅局と勉強会を開いて中古住宅に強い関心を
持っていると話しています。そして「中古住宅の評価について現行の手法が
正しいのか、消費者はどれだけ理解しているのか、疑問はないのか、現状を
踏まえながら今後の課題を掘り起こしていく」と語りました。

 かつて自民党政権時代に「200年住宅構想」が提唱され、今、長期優良住
宅が100年住宅として歩み出しました。しかし、欧米並みの長寿命住宅とCO2
削減の目標達成には、新築だけの長寿命化支援策では、解決できるものでは
ありません。それ故、約1000万戸ある築30年前後の中古住宅を長期保持住宅
とする支援策が必要であるという国の姿勢が明確になりました。

 そして支援(補助金)を受けた家の所有者には、長期保持住宅にするため
の「我が家の点検義務」が道義的にもあるということを示しています。

 それは所有者自身が「自分の家は自分で守る」という「消費者意識の改革」
が必要なんです。今までのように業者が我が家の悪い箇所を見つけて、見積
と施工をしていた「業者主導」の時代から、我が家の状況は所有者自身の点
検によって、悪い箇所を発見し、自ら概算予算と施工方法を知ってから、業
者に依頼するという「消費者主導」の時代に変えることが必要です。

 住宅リフォーム学院では、これまで10年余りに亘って「中古住宅再生術」
をテーマに「消費者の教室」を開催してきました。中古住宅を更に30年?50
年の「長期保持住宅」とすることで、欧米並みの長寿命と資産価値を持つ「
優良ストックの実現」を目指しています。それには我が家に対する「意識の
改革」と「消費者主導」に変わることが必要ですと語ってきました。

 ここで誤解のないように説明を付け加えますと、「消費者主導」とは業者
と対立することではなく、協力してより良いメンテナンスとリフォームを完
成させるための知識を消費者が身に付けて、業者・職人の説明を理解し、提
案も出来るというものです。

 今まではあまりにも業者任せ(業者主導)でした。どんな材料を使ってど
んな施工をするのか、又現場のチェックも消費者の権利なのですが、信頼と
いう言葉で遠慮していました。しかし、信頼を裏切る結果が最近の大きな事
例でも発見されました。

 山梨のトンネルボルト抜けと福島の放射能汚染処理問題です。小さな事例
では、年間1万件前後の住宅トラブルが発生しています。これらも消費者の
知る権利として、消費者主導によって事前防止策を講じておけば被害を最小
限に止めることが可能なのです。

 メンテナンスやリフォームの知識を持つ消費者には大きな利得があります。
手抜きの問題も消費者がしっかりとした対応をすると、業者・職人もしっか
りとした施工をします。それは消費者が家に対する意識改革によって身に付
いた「消費者主導」というものです。

 今後の新講座「マイホームメンテナンス」は、消費者が勉強をします。そ
のために家の重要な箇所を10層に分けて勉強します。いわゆる構造リフォー
ムを重視した勉強です。我が家の図面と現在の箇所ごとの写真を基に勉強し
ます。お気付きでしょうか。この講座も学院主導の講座ではなく消費者主導
の講座なんです。

 消費者の知識が豊富になることによって住宅のトラブルを事前に防止する
ことが出来ます。欧米並みの長寿命住宅と資産価値の形成には、こうした「
消費者の意識改革」が「消費者主導」を生んで可能にします。日本の消費者
が日本の建築業界を変える切っ掛けとなって、新しい日本の住宅文化が誕生
することを願っております。
                 住宅リフォーム学院 代表 山川義光

冷暖房の節電効果が高い桐の住宅内装材(床、壁、天井、収納等)の販売、新築・リフォーム工事
http://www.lifestyle.jp/kirigoods.htm



http://www.lifestyle.co.jp/2013/04/post_634.html
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