健康と医療「疲れの原因とその対処法」2

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 健康と医療「疲れの原因とその対処法」2

投稿日:2014年08月26日 09:00

■疲労の回復と軽減
疲労を回復するには、休息をとって疲れそのものを取り去ることです。運
動や仕事をすることによって何らかの負荷がかかると疲労度はどんどん高ま
りますが、休息をとった時点で疲労度は軽減していきます。疲労度が高けれ
ば高いほど疲労回復に時間がかかり、休息時間が十分にとれない状態が続く
と、翌日にその疲れを持ち越して長期的な疲労につながっていきます。しか
し、体に同じ負荷がかかっても疲労度を低く抑えることができれば、疲労回
復にかかる時間を短くできます。

■睡眠は疲労回復の特効薬
睡眠は肉体的な疲労や精神的な疲労などのあらゆる回復に役立ちます。一
般的に人は明るい昼間に活動し、その時間帯はより多くの活性酸素が発生し
て細胞を傷つけています。睡眠中は運動も仕事もしないため、活性酸素の発
生量が抑えられますので、疲労回復物質FRがどんどん細胞を修復していき
ます。人によって必要な睡眠時間は違いますので一概には言えませんが、質
のよい睡眠を6-7時間とることが大切です。質のよい睡眠とは疲れた日な
ど、床に入った瞬間眠りにおち、気がつくと朝だったという、いわゆる「ぐ
っすり眠る」ということなんです。また、どうしても睡眠時間を確保できな
いときは、昼寝を取り入れるのもひとつの方法です。昼寝は午後の眠気を解
消して活力を与えてくれ、心身の休養にもつながります。昼食後から午後3
時の間に20-30分とるのが効果的です。

■香りで疲労効果を軽減
癒しの効果を求めてアロマテラピーを活用されている方も多いと思います。
森林での散歩や緑茶の缶を開けたりしたときに漂う、植物が発する緑葉成分
のみどりの香りは疲労効果を軽減します。

■軽い運動で強い体に
運動などしたら疲れるのでは?と思いますが、激しい運動をすれば疲れて
しまいますが、ウォーキングやストレッチなどの軽い運動は、疲れの軽減に
つながります。運動をすると疲労因子FFが出現し、それに反応して疲労回
復物質FRが出現します。そうなると傷ついた細胞の修復が進み、疲れが回
復していきます。日頃軽い運動をして疲労因子FFを適度に出しておくこと
が疲労回復物質FRの反応性を高めるトレーニングになりますので、軽い運
動は疲れにくい体をつくるための有効な手段です。

■疲労回復に半身浴
半身浴は体に与える負担が少なく、また下半身だけを温かくしますので脳
はリラックス状態になり、疲れがとれるというわけです。ただ、半身浴だか
らといって体にまったく負担がかからないわけではありませんので、ぬるめ
のお湯15分ぐらいにしましょう。

■脳の疲れの緩和に
ずっと同じところを使い続けるとその場所が疲労してしまうのは、体でも
脳でも同じです。何か別のことをして、気分転換することは疲労の軽減にも
役立ちます。たとえば、仕事の休憩時間に緑茶を飲みながら、仲のよい同僚
と映画の話をしたり、楽しい共通した話題で盛り上がることも気分転換にな
ります。

■生の野菜やフルーツ
疲労の回復につながる酵素は生野菜やフルーツにたっぷり含まれています。
しかし現代人は加熱した食事が多く、酵素が不足しがちです。ほとんどの酵
素は熱に弱く、48度では2時間で不活性化します。野菜やフルーツを生のま
ま、毎食たっぷりとることが大切です。

■発酵食品と食物繊維
日本は昔から、納豆や漬物、しょうゆ、味噌などの優れた発酵食品に恵ま
れています。特に生きた酵素がそのままとれる糠漬け、粕漬けは毎日の食卓
に常備したいものです。さらに体内の老廃物排出を促す、海藻などの食物繊
維や、酵素のエサとなる酢も意識してとるようにしましょう。

★足りていますか?生野菜と発酵食品!「鶴見式酵素」
http://www.lifestyle.jp/turumikoso.htm
 



https://www.lifestyle.co.jp/2014/08/post_722.html
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