間接照明でリラックス

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 間接照明でリラックス

投稿日:2003年08月16日 11:49

 リビングや寝室ではなるべくリラックスしたいものですが、それには照明も重要な要素になります。照明の仕方で部屋の雰囲気はずいぶんと変わってきます。最近では部屋が少し暗くなっても、情緒のある柔らかなひかりを求める傾向が増えてきました。壁や天井を照らす間接照明の柔らかな光を使った、心を和ませる空間演出のポイントをひろってみました。

 間接照明とは、一つは光源が見えないことです。もう一つは壁や天井など建築物の躯体に光をあてて、反射光で室内を照らすことです。物を見るためではなく、空間を見せるための光が間接照明といえます。間接照明はリラックス効果だけでなく、部分的に照らすことで明るさの濃淡をつくり、全体に立体感を生み出す効果もあります。一般的に光は床にあてると天井が低く、部屋が狭く見えるのに対し、壁にあてると天井は高く、部屋は広く見えます。

 家庭でもできる効果的な間接照明の利用方法としては、部屋の隅に設置します。絵や観葉植物など、部屋で美しく見せたい物に利用します。?天井からの照明を消して暗い部分をつくります。この3点がポイントになります。部屋に暗い部分があるからこそ、明るい部分が生きるという手法です。

 間接照明としてはフロアスタンドやクリップライト、テーブルスタンドを用いるのが一般的です。フロアスタンドは高い物は7万-10万円位しますが、数万円で手に入るものも多くあります。リビングの隅に置いて壁や天井を照らすだけなので簡単です。テーブルや机のへりに付けるクリップライトは3千円程度で購入できます。観葉植物の鉢のふちに光も上に向けて取り付けると、葉の影が壁に浮かび上がるので、木漏れ日のような柔らかな光が得られて効果的です。テレビの裏側につけて後ろを照らすと輝度がゆるくなり、テレビを見ていても目が疲れにくくなります。

 また、管型の蛍光灯を利用して、延長コードなどでベッドの下に置けばフットライトの代わりになりますし、ソファや本棚の後ろに取り付けて壁を照らしても雰囲気が変わります。光をあてる場所を工夫して、生活に潤いのある空間を演出してみてはいかがでしょうか。



https://www.lifestyle.co.jp/2003/08/post_39.html
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