健康のコツ

ライフスタイル総合研究所



 健康のコツ

投稿日:2006年10月14日 09:20

 人体は摂取したミネラルに応じて生体反応を起こすといわれるほど、ミネラルは人間にとって不可欠なものです。生体がもっとも多く必要とするミネラルは、細胞内液に分布するカリウムで、次いで細胞外液に多いナトリウムと塩素です。さらに骨格を形成するカルシウム、リン、細胞内液に含まれるマグネシウム、そして亜鉛、鉄、イオウ、マンガン、フッ素、銅などと続きます。

 人体に不可欠なミネラルが欠乏すると、様々な症状が起こるといわれています。たとえばマグネシウム不足は、心臓疾患・情緒不安定・低血圧、亜鉛不足は学習能力の低下・アトピー性皮膚炎・食欲減退、クロム不足は糖尿病・高血圧、セレン不足は更年期障害・抗ガン力の低下・白内障、銅不足はうつ病・貧血・下痢などの症状に関係しているようです。しかしミネラルも単体では上手く吸収できませんから、できるだけ自然に近いかたちでの摂取を心掛けたいものです。

 自然塩と精製塩の違いは、精製塩は塩化ナトリウムの純度が99.5%以上で、摂りすぎは血圧を上げてしまうこともあるようです。一方自然塩というのは、精製塩と異なり人間が健康であるために必要なミネラルを含んでいます。自然のものをふつうに食べていればミネラル不足になることもありませんが、天然素材の食品を十分に食べられないのが現代です。だからこそ毎日使用する塩は、ミネラルを豊富に含んだ良質の自然塩をぜひ選びたいものです。

 酸化が体に良くないことは誰もが知るようになりましたが、排泄の不十分は体を酸性化させる大きな原因になります。不要になったものを体の中にためておくと有害なガスが発生し、それが血液にのって全身をめぐり体を酸性化させるのです。1日3食なら1日3回の排便が理想のようです。現代は食べ過ぎによって病気になる人が多い時代です。摂取することも大切ですが、同時に「食べた分は出す」ということも合わせて重要視したいものです。



https://www.lifestyle.co.jp/2006/10/post_154.html
コメントなどを募集中!
コメントしたことがない場合ライフスタイル総合研究所の承認が必要になります。承認されるまではコメントは表示されません。




ライフスタイル総合研究所について会社概要業務内容営業拠点 
Copyright(c) 1997 by (株)ライフスタイル総合研究所