|  独身高齢者の住居投稿日:2009年07月21日 09:00 
  高齢者を中心に一人暮らしの世帯が増えています。高齢になったとき、どこに住むかは高齢者の一人暮らしにとって大きな問題になります。介護が必
 要になっても、そこに住み続けることができるのか、費用はどうかなど生き
 生きと暮らすためにはどんな場所があるのでしょうか。
  健康で自立しているうちに住み替えたい場合には、UR都市住宅機構の高齢者向け優良賃貸住宅があります。1960?70年代に建設した全国の大規模団
 地の低層階を高齢者向けにバリアフリー化して改修し、緊急対応サービスを
 つけています。現在約200団地で2万戸あります。板橋区の高島平団地には
 233戸あります。URでは空きが出ると定期的に入居者を募集しますが、抽
 選の倍率は平均15倍ほどで人気団地では数十倍にもなります。
  他に地方自治体などが公営住宅などの設備や仕様を高齢者向けに改修し、生活援助員が安否確認や生活相談に応じるシルバーハウジングや民間の高齢
 者専用賃貸住宅、ケアハウスがあります。 住み慣れた我が家で暮らしたい
 が、一人暮らしは不安だし、何かと不便、でも介護はまだ必要ではなく施設
 に入ろうとも思わない。こうした同じような境遇、考えの高齢者が集り、自
 分たちで理想の住まいを作ろうとの動きもあります。グループリビングなど
 と呼ばれて、全国に約200カ所あります。
  自立しているときから入居して、独立した居室で食事や生活支援サービスを受けながら暮らし、要介護状態になったときは介護専用室でサービスが受
 けられる施設として介護付有料老人ホームがあります。入居一時金が数千万
 円と高額なところが多いのが特徴です。他に、介護は別契約によるサービス
 の利用になりますが、食事や見守りが付く住宅型有料老人ホームや少人数で
 家庭的な共同生活を送りながら認知症に対応したグループホームなどもあり
 ます。
  介護が必要で費用を出来るだけ抑えたい場合には特別養護老人ホームがありますが、待機者が多く入居に時間がかかるのが現状です。高齢者住宅財団
 (http://www.koujuuzai.or.jp)では高齢者住まいについていろいろな情報を提供しています。
 
 
  https://www.lifestyle.co.jp/2009/07/post_328.html
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