|  100年住宅の秘訣投稿日:2013年07月25日 11:30 
  昔から「縁の下の力持ち」といわれてきたのが床下で、家全体の荷重を支えています。木造戸建住宅の2階建て延面積30坪の家の総重量は約30トンで、
 阪神大震災で倒壊した多くの家は床下が湿気による腐朽や白アリで耐久力が
 大幅に劣化していました。
  現在のように国も消費者も地震に関心を持っていれば、床下を耐震補強することによって、一瞬に崩壊することは免れたと思います。被災地の在来工
 法の家は築60年前後の家が多く、高級住宅街の門構えがリフォーム業者をシ
 ャットアウトしていたようで、住居者の方々には耐震補強の情報不足もあっ
 たようです。
  日本も新築の長期優良住宅が、2000年から国策の100年住宅として始まりました。そして今、中古の優良住宅が叫ばれています。これは「中古住宅再
 生術」によって十分可能です。たとえば、築30年の家をスケルトンにして「
 構造リフォーム」と「エコリフォーム」を行えば、更なる70年の保持が可能
 になります。ただし、新築も中古も住んでいる所有者が定期的に点検を実施
 して、我が家の劣化を早期に発見することが必要です。
  それには所有者の家に対する「意識改革」が必要になり、我が家の状態を床下から屋根まで知ることです。そして、床下が一番大事な箇所であること
 を知りましたら、春と秋(雨期と台風期)の年2回を床下の定期点検として、
 点検口(無ければ収納庫の床か押入の床に点検口を設けましょう)を開けて、
 床下の湿気を五感で感じ取ってください。臭気によってカビの発生に気付く
 ことがあります。
  その時はライフスタイル総合研究所03-3449-1021までご連絡ください。私達が湿気やカビの原因は水漏れなのか、地盤から起こっているものなのか調
 査、診断を行います。それによって木材に腐朽や白アリの発生が起こってい
 た場合はその症状に最も適した対応をいたします。
                  住宅リフォーム学院 代表 山川義光 冷暖房の節電効果が高い桐の住宅内装材(床、壁、天井、収納等)の販売、新築・リフォーム工事
 http://www.lifestyle.jp/kirigoods.htm
 
 
  https://www.lifestyle.co.jp/2013/07/100.html
 |