|  長期優良住宅のポイント投稿日:2013年11月27日 17:00 
 2013年の6月から始まった国産木材使用の消費者に30万ボイトの補助金制度を利用した業者の実態情報が業界紙に報道されました。6月から9月まで
 の利用率発表は大手ハウスメーカーが約80%と圧倒的に多く、町場工務店に
 利用率が少なかったのは説明や手続きに要する人的不足があげられます。国
 の支援策を利用できなかった消費者になんと説明するのでしょうか。
 これでは定期点検で訪問出来ないのも頷づけます。しかし今、長期優良住宅の時代に入り、既存住宅にも長期優良リフォーム住宅の名称で来春からス
 タートの準備に入っています。長期優良住宅は100年住宅を目指すもので、
 定期点検と適正時期のメンテ・リフォームは欠かせません。このような国の
 政策に工務店は協力してこそ地場産業としての役目を果たすことになります。
 その体制は出来ているのでしょうか。中古住宅の業界にも種々の瑕疵保険が
 誕生していますから、工事契約前に保険の存在を話すことも必要です。
 工務店の良さは在来工法・2×4工法・ACC工法など施工面の巾広い知識を有していることで、実務面では誰にも負けないはずです。消費者の心理
 も良く知っていて、国策の100年住宅を達成するには地場工務店の協力は絶
 対に必要になりますから、そうした自信を持ってほしいと思います。
 業者の紹介をする雑誌や企業に頼るのではなく、地場産業の業者としての特徴を生かして、消費者の関心を呼び戻すことが必要です。理念の同じ者同
 士が団結して、個性ある工務店の団体として生き残る政策が必要な時代です
 から、そこには謙虚な姿勢と誠実な実績があれば消費者は戻ってくると思い
 ます。新しい姿の地場工務店を消費者も待ち望んでいます。
                  住宅リフォーム学院 主宰 山川義光 住み慣れた我が家のメンテナンス・リフォームは、ライフスタイル総合研究所03-3449-1021までご相談ください。
 桐の植林からつくる健康住宅!「桐エコロジーリフォーム」http://www.lifestyle.jp/kiri_jutaku.htm
 
  https://www.lifestyle.co.jp/2013/11/post_675.html
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