|  「適切なリフォームの評価制度」投稿日:2014年04月30日 09:00 
   国の政策である「中古住宅流通活性化」がいよいよスタートします。この政策は日本の住宅を長寿命化にして、資産価値を付加して、消費者の売却や購入を容易にして活性化していくというものです。今までの築年数による評
 価を廃止して、実質評価という「適切なリフォームを行っている住宅」を評
 価する制度です。
  その証明記録として消費者が保存する「住宅リフォーム履歴書」は今後の重要な評価基準の一つとなります。基本的には原価法に基づくもので、対象
 物件の価格を算出してから実質評価を反映させるシステムです。国土交通省
 は、これらの評価法を不動産市場や金融市場に定着させるため「評価マニュ
 アル」を早急に作成することになりました。
  消費者が中古住宅の売却や購入時に最初に相談するのが地域の不動産企業です。地域活性化の事業として地道に活動していましたが、これからは「循
 環型ストック流通事業」として、新しい持続性のある事業へのチャレンジと
 なります。このチャンスを獲得するための要因として、古い体質からの脱皮
 があります。
  又、今後の課題として金融機関のリスク論の解消には、戸建木造住宅構造材の特長を古い建物や古民家の事例から、長期保持住宅として可能であるこ
 との証明や、消費者(所有者)自身の家に対する「意識改革」として、自ら
 の点検とメンテナンスによって可能であることを多くの事例から実証するこ
 とです。
  今回の国の政策により、今まで「中古住宅流通活性化」の阻害要因であったものが改善されますので、不動産・建築業界の中で消費者と一番近い立場
 にある地域の不動産企業として、中古住宅活性化の中心的役割となって活動
 されることを期待しています。
 住宅リフォーム学院 主宰 山川義光
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  https://www.lifestyle.co.jp/2014/04/post_705.html
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