「遺伝子組み換え作物」

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 「遺伝子組み換え作物」

投稿日:2014年11月20日 09:00

2014年、世界の人口は72億人ですが、2050年には96億人になると予想され
ています。18世紀の英国の経済学者ロバート・マルサスの「人口論」では、
人口は制限されなければ数倍で増え続けるが、食料など生活資源は一定速度
でしか増えないと説いています。
2000年の人口が約60億人でしたから2050年の食料需要は2000年の約1.6倍
に増加することになります。一方、世界の穀物生産量は1970-2010年の40年
間で2倍強に増えてますので、今後もこのペースを維持することができれば、
食糧問題は克服できるかもしれません。

現在の日本の食糧自給率は39%で、飼料用コーンは0%、大豆は10%未満
と消費のほとんどを海外に依存せざるを得ない状況になっています。そして、
輸入される穀物飼料の80%が遺伝子組み換え作物 genetically modified(
GM)で占められています。

日本はGM作物の輸入大国で、大手食品メーカーがこぞってGM食品を混
入していますので、想像以上に遺伝子組み換え食品はわたしたちの生活に深
く入り込んでいます。表示を見ながら買っているのでほとんど口にしないと
思っていても、家畜の飼料などを通して大量に口にしていることになってい
ます。日本の牛や豚、鶏などの家畜用飼料のほぼ全数といっていいくらいが
すでにGM作物なのです。

また、日本は欧米に比べて食品表示基準が甘いとの指摘もあります。食肉
や食用油はGM仕様表示の対象外でその他の8品目、33の加工食品において
もコーン、大豆の使用量が5%以下の場合は記載する必要がない、追跡調査
ができないザル法の状態ですので、私たちはすでにGM作物を何らかの形で
摂取していることになります。

そして、このGM作物の担い手が種子メーカー世界最大手の米国モンサン
ト社で、大株主にビル・ゲイツ氏がいます。実は日本においても種苗を販売
する90%以上がモンサント社やカーギル社に経営権を買収されています。モ
ンサント社はベトナム戦争で使用された「枯葉剤」の開発者でもあり、GM
作物に関しても「悪魔の種」と呼ばれる遺伝子操作されたハイブリッド種を
主力商品として影響を高めています。

これは蒔いても一代限りしか育たず、一度この種子を導入した農家は、翌
年も新たな種子を買わなければならなくなります。モンサント社側には種子
を押さえることで食料生産をコントロールする狙いがあると考えられます。
また、作物だけでなく遺伝子組み換えの鮭が開発されたようで、アメリカ食
品医薬品局は安全と評価し、環境への影響もないと発表していますが、人体
への安全性について不明な点が多く、たくさんの問題点が議論されています。

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https://www.lifestyle.co.jp/2014/11/post_742.html
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